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今回の記事は主に、Phillyにある日本庭園をご紹介します。Phillyに日本庭園があるんですよ、知ってましたか？驚きですよね？
今回のPhilly訪問のメインといってもいいかもしれないです、桜が咲いている時期だったので。こんな風に、どーん！
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| Shofusoを敷地の外から撮影した様子 |
Phillyの日本庭園、Shofuso(松風荘)について
ShofusoのOfficial Website(History)によると、Shofusoは1958年にこの場所(PhillyのFairmount Park)にオープンしたそうです。その昔はなんとNYCのMoMAにあったそう。MoMAにあったものがここPhillyに移転されてきたようです。なんでも、Fairmount Parkのこの場所には、1905年から1955年まで鳥居があったそうなのです。1955年の火事により鳥居が消失した模様ですが、その後同じ場所に松風荘が移転されてきた模様。鳥居も見てみたかったな。てか、1955年に火事ってことは第二次世界大戦中も保存されていたんですね、意外。
ちなみに、昨年、私はこんな記事(※)を書いたんですが、記事を書く前の下調べ中に、お花見ができる場所として、このShofusoという日本庭園の存在を知ったんです。
(※) 【2015年版】NY・NJ周辺で見られる桜のお花見スポットまとめ(随時更新予定)
Shofuso(松風荘)を実際に訪問してみた
まず、入り口はこんな感じ。小さな門をの目の前にこれまた小さな黒板で「Shofuso」と書いてあります。
この小さな門をくぐって向かって右手に受付がありました。ちょうどお花見の時期とも重なっていたので結構混んでましたが、5分以内に入館することが出来ました。
受付付近に気になる看板を発見。鯉の餌やりもあるみたいです。「Koi feeding is BACK」って書いているところを見ると、しばらく中止されていたんだろうなと。
なんとなくやってみたくなり鯉の餌やりもやってみようと思いました(笑) ミーハー心満載。
受付で別料金を払って鯉の餌をもらい、一目散に鯉がいる池へGO。池は入り口の門から見て左奥にあります。鯉がいるエリアはこの池の更に左奥に進んだエリアです。
Koi feedingはなぜかアメリカ人、特に子どもたちに大人気。この写真に映っている子どもちゃんもさぞかし楽しんでいたようでした。我々はこのファミリーの後で餌をやろうと待機中。
そうこうしていたら、うちの主人が持っていた鯉の餌をじっと見つめる子どもちゃん。さすがに気まずく感じたのか、うちの主人が「鯉のエサいる？」と話しかけると、笑顔で喜んだ子どもちゃん。
そして、主人が少しの量のエサを手渡ししようと取ったんですが、なぜか子どもちゃんは鯉のエサが入ったカップの方をもらえると勘違いしていたようで、そのままカップごと餌を奪っていきました、満面の笑顔とともに(苦笑)
我々大人だもの、さすがにかわいい子どもちゃんに返せと言えないしなぁ。。。アメリカ人、子どもながらにやっぱりすごい。。。忘れない思い出です。笑。
気を取り直してお屋敷の中に入ります。あ、もちろん日本のお家なので靴はみなさん脱ぎますよ。
時代としては17世紀の日本の民家を再現している模様で、私があまり見たことがないものもいっぱいありました。
例えばお琴とか。お座敷に飾ってありました。(お座敷の中は入場不可だったけど)
雨どいとか。おばあちゃんのお家で見たことがあったようななかったような。。他のお客さんは雨どいにも結構注目して見ていたように思いました。
お屋敷の裏側(縁側から見て)も興味深いです。昔のお家にはこんな用水路があったんだろうか？？？このお屋敷はおそらく庶民のお家じゃないような気がします。武家の方？のお家がモデルかなぁ。
こちらはお手洗い(多分) こんなお手洗い見たことありません(笑)
あとはキッチンとか。明治時代とかのテレビドラマで出てくるようなお台所だなぁと思いました。昔のかまどとか見たことないから新鮮でした。
ここではしゃいでいると、隣にいたインド系の女の人から質問が。「なんでキッチンにサンダルがあるの？」という。「ここは外だからです」と答えたけど合っているのだろうか。。。
というか、私にとっては下駄があることに何の違和感もなかったのでちょっと困ったという。。確かにそうだよな、疑問に思うだろうなぁ。。
そして、Shofusoで一番好きなのがここの縁側。やっぱりここが見ている中では一番人気そうな場所でした。日本のお庭が眺められるし。
この縁側から、写真には納まってないですが桜が少し見えます。のんびりすると気分が晴れそうですね。
我々も、もう少し人が少なかったらこの縁側でのんびりしたかったなぁ・・・と少し残念。桜の時期だから仕方ないです。
感想としては、日本人にもShofusoはおススメだなぁと。お屋敷自体はさほど大きくないのですぐ回れますし、アメリカにいてここまで「日本」を感じられる場所も少ないのではないかと。昔のお屋敷を見られる機会もあまりないですし。(まぁ、京都に行けばたくさんありますけどね。特に東京だと難しいという意味。)
ここでは、お茶会などのイベントも頻繁に(？)開催されているようなので、気になる方はOfficial Websiteをチェックしてみてください。
お茶会は私も参加したかったなぁ。お座敷に上がれるみたいなので。畳の上に上がるなんてアメリカでは難しい経験ですよね。
PhillyのFairmount Parkでお花見
ここからは余談ですが、我々は松風荘を後にした後、Fairmount Parkを少し散策することにしました。車で公園内を移動する際に桜並木が見えたので。
NYやNJでも桜見られるところあるんですが、混んでるんですよね。。。でも、ここPhillyのFairmount Parkは全然混んでいなくて、ピクニックシートを引いてお花見している人すらも見かけなくて。桜をしみじみ歩きながら楽しむにはいいところだなぁと思いました。
ほら、全然人がいないでしょ？イメージとしてはBrooklynのBotanical Gardenにある桜並木をもっと長くスケールアップした感じです。更新が遅くなってしまったのでもう桜は当然見られませんが、来年Phillyのこの場所でお花見をしてみてもいいかもしれませんね。
Fairmount ParkとShofusoのアクセス
ShofusoのAdmission Feeは大人が一人8ドルです。鯉の餌やりは餌1カップで2ドル追加です。そして、アクセスは少し注意が必要。ShofusoはFairmount Parkの中にありますが、この公園本当に広いので(車がないと移動が難しいくらい広い)、以下の行き方で、車も近くに止めましょう。駐車場は数少ないですがお屋敷の近くに無料であります。
以下、Shofuso Official Websiteより。(Public TransportationはOfficial Websiteを確認してください)
GPS Coordinates+39°58’53.04″, -75°12’46.08″Driving DirectionsPlease note! Google maps incorrectly indicates which gates are accessible to the public!Shofuso is located on the grounds of the Horticulture Center, in West Fairmount Park, Philadelphia.Take the Montgomery Drive exit (Exit 341) from I-76 (the Schuylkill Expressway).Head west on Montgomery DriveTurn left onto Belmont Mansion Drive (at the sign for the Horticultural Center and the Japanese House and Garden)Slight left onto Horticultural Drive (pass through the black iron gate)Turn right to stay on Horticultural Drive (follow the drive around the greenhouses to the Japanese House)Park in our free parking lot!
ということで、3回にわたってお送りしたPhillyでの観光はこれにて終了。PhillyはNY/NJに近いので人とかもあんまり違いを感じないのですが、歴史的なものにあふれていていいところだなぁと。
ていうか、現地のWhole Foodsを物色して思いましたが、PhillyはNJ北部と比べて物価が少し安いですね、生鮮食品とか。うらやましい。もちろん、Phillyにも治安の悪いエリアもありますが、今回お伝えしたところは観光地なので治安悪くないです。
まだ来月Phillyに遊びに行くかもしれないのでその時の様子はまたUpdateしたいと思います。
ていうか、私、NJ北部在住なのにPhillyに明るくなりそうな予感がしている今日この頃です。。。笑。
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