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2013/12/30

SSN申請と運転免許証取得の話(2):SSN取得に必要なことまとめ


SSN申請と運転免許証取得の話(1) からの続きです。今回はSSN申請の話に絞って記載します。
これから駐在員の奥さんとして帯同される方の参考になりますよう、まとめておきます。

※ご注意:Attention
・2013年12月30日時点でのニュージャージー州での事例です
・私個人の体験談のため、変更されている箇所があるかもしれません。
・また、州によって、SSN Officeによって対応が異なるかもしれません。
上記の点をご留意の上、参考にして頂ければと思います。

  • SSNとは?
Social Security Number の略で、社会保障番号のこと。アメリカは戸籍制度・住民票がなく、個人を識別する証明書として機能します。

SSNを持っていることで
 * 銀行口座を開設できる
 * 携帯電話の契約ができる
 * 車の購入ができる
 * 運転免許取得に非常に有効(この点は別途記載予定)
 * 住居の契約ができる
などのメリットを享受できます。私は、目下の目的として「運転免許の取得」のためにSSNを申請しました。

というか、私の主観としては「SSNがないと日本で当たり前のように出来ていたことができない」のだなぁと思っています。ただ、VISAによってはSSNを取得出来ない人もいるようで、抜け道はあるらしいのですが、諸々の手続きが面倒な模様。。

  • VISAについて
私は、「L2」という「駐在員(L1)の帯同家族」のVISAを持っています。2006年9月までは、移民局で就労許可証を貰ってからでないとSSNの取得が出来なかったようです。

以前は移民局で就労許可証を取得しないとSSNをもらうことはできなかったが、2006年10月以降、就労許可証を取得しなくても、駐在員ビザを有する本人との婚姻証明を提示することにより、SSNの取得が可能となった。 ところが、社会保障事務所によっては、この取扱いが必ずしも徹底されておらず、最近でも就労許可証の提示を要求され、結果的に駐在員の配偶者がSSNを取得できない事例が時々発生している。トラブルを避ける方法として、社会保障事務所のサイトに掲示されている対照表を持参するとよい。
 とのことでしたので、SSNの申請にはかなりの不安を持っていました。上記の「対照表」のリンクなんてリンク先がNot Foundで閲覧できなかったし(泣)

  • 就労許可証を先に取得しなかった理由

発行に時間がかかる(らしい)からです。2ヶ月程度発行にかかるため。
なぜ2ヶ月かかるとNGなのかというと、New Jersey州で生活をする人は入国から60日以内にNew Jerseyの運転免許証を取得しないと無免許扱いになるからなのです。

就労許可証を手に入れ、SSN申請をし、手に入れて免許取得をすると60日を軽く超えてしまう危険性が。

  • SSN申請に必要なもの
  1. 申請用紙
  2. VISA
  3. 配偶者との婚姻関係を証明できる書類
  4. I-94のCopy
1.申請用紙について
写真の通りのFormatです。Social Security Office Homepage からPDFをダウンロードして記入しました。(for people outside the United States の方です)

SSN 申請書フォーマット

1つだけ迷った点がありました。
5:CITIZENSHIPの欄の選択肢がどれなのか分からなかったのです。

1.US Citizen:アメリカ市民
2.Legal Alien Allowed To Work:合法的滞在者で就労許可がある人
3.Legal Alien Not Allowed To Work:合法的滞在者で就労許可がない人
4.Other:その他

どれを選んだら「手続きがスムーズにいくか」分からないのでBlankでもっていきました(笑) 日本人のよくない癖かもしれないです。笑
就労許可証を持っていれば2ですが、前述のとおり就労許可証はまだ取得していないため選択できない。
正解はおそらく「3」か「4」なのでしょうけど。「3」にチェックを入れてもよかったのかもしれませんが、無用なトラブルは防ぎたかった。英語で説明できる自信がなかったし(情けない。。)


3.配偶者との婚姻関係を証明できる書類について

必要なものは「日本の戸籍謄本を英訳したもの」です。それも、「公的機関の英訳」にしておくことが必要らしいです。自分で英訳して持参した方が、そのように言われたよう。

私は、「公的機関の英訳」は「在ニューヨーク日本総領事館」でお願いしました。在New York 総領事館:婚姻証明 に申請内容が載っています。

必要書類
 * 申請書 (ダウンロードは上記のリンクから出来ます)
 * 発行日より3カ月以内の戸籍謄(抄)本 (婚姻の事実が記載されているもの)
 * 申請者名義の有効な日本のパスポート
 * 配偶者の有効なパスポート(鮮明なコピーでも代用可)
 * 外国名が含まれる場合、綴りを確認できる公文書(例:配偶者が外国人の場合、配偶者の出生証明書、パスポート等)

費用
$15 (Cash Only) ※出生・婚姻・死亡等身分上の事項に関する証明

なお、SSNの申請には、Social Security Officeによって対応が異なるようで、
 ・ 戸籍謄本の原本(日本語のもの)が必要な場合
 ・ 戸籍謄本が英訳された書面のみで申請できる場合
があるようです。そのため、戸籍謄本の原本も持参することをお勧めします。


4.I-94のCopy

I-94は、アメリカ合衆国に入国する外国人の出入国記録のための用紙(出入国カード)です。
I-94 Admission Number Retrieval というWebサイトから入国した情報を登録し、その内容をPDFでダウンロードした上でCopyして持参します。

※I-94 (From Wikipedia)
非移民ビザ・ステイタスでの入国が認められている全ての外国の市民が米国に入国する際に用紙への記入が必要であった[1]が、2013年5月より手続きの自動化が行われ、空路・海路での入国の場合、記入が原則不要となっている

  • Social Security Officeに行ってきた
私はHackensackにあるSocial Security Office に行ってきました。配偶者である夫と一緒に。比較的最近出来たOfficeのようで、建物はきれいでした。

まず、入ると番号札を取る必要があります。 自動券売機(?)みたいなもので番号札を取るのですが、もちろん日本語表記はありません。韓国語とスペイン語は選べるんですが。。。

 * 何の要件か?→Social Security Cardを作るため
 * Appointmentはあるか?→していないので「No」
 * CardのNoの入力 →初めて作るので「No, I don't have a card」の項目を選択
と、あと一つ何か質問があったのですが、忘れました。。。
といった項目を入力し、番号札をもらって番号が呼ばれるのを待ちます。30分くらい待ちました。

ここで注意。番号は聞き逃さないこと。番号札と合わせて何番の窓口に行くかが呼び出されます。
電光掲示板に番号が書かれるように見えるんですが、私が行った日は上手く反映されていませんでしたし、担当の方によっては1回しか窓口案内を言ってくれないので聞き逃さないように。

窓口へ案内されるとちゃんと椅子があり、座って担当者と話をします。

I'd like to get the social security card for the first time.

といって、「笑顔で(←ここ重要)」申請に必要なもの一式を渡すと、担当の人がPCで申請内容の入力をしていきます。

聞かれた質問は「L2 Visa以外のVisa持っていないの?」ということだけ。恐らく申請書の「5:CITIZENSHIP」が空欄だったので聞かれたみたいです。

5分くらいドキドキしながら待った結果、それ以外には何も聞かれることなく申請内容の入力が終わった模様なので「受付完了用紙」的なものを貰って終了。2週間くらいで届くと言われました。



一先ず安心ですが、問題はここからです。「L2 VisaのSSN申請に慣れていないOfficeの場合だと受付はスムーズでも発行まで時間がかかることがある」そうなので、ちゃんと2週間で届くか。。。届かなかったら無免許運転になっちゃう(涙)


ということで、長文で、かつ、上手くまとめられていなくて申し訳ないですが、参考になっていれば幸いです。


↓続きはこちらから。SSNが無事届きました♪
SSN申請と運転免許証取得の話(3)


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