これからも常々思うことが沢山出てくるのでその都度書き留めたいと思うのですが、今思うことを書いておこうと思います。
- 私自身はそもそも専業主婦願望がなかった
昨今では「専業主婦願望の女性が一定数いる」と聞きます。
15~39歳の独身女性の3人に1人が、専業主婦になりたいと希望していることが24日、厚生労働省が実施した若者の意識調査で分かった。(独身女性、3人に1人が専業主婦希望 厚労省調査 2013/9/24 21:27)うーん。 3人に1人とすると、33%の割合ですか。個人の主観ですが、思ったより少ないな。
私はその残りの66%に該当していました。結婚しても、子どもを産んでも働きたいと思っていました。前職で関わる方には結婚しても、子どもを産んでも正社員として働く「ロールモデル」のような女性も少なからず存在していました。私もその一員になりたいと思っていました。もちろん、日本に帰国したら復職したいと思っています。
- 私にとっての働くことの位置づけが変わってきた
20代前半の新卒1年目~3年目までは、ITベンチャー(?)の会社にいたこともあり、「自己実現」のためだけに働いていました。成果を積み上げて自分の実績になることが嬉しい、また、自分がやったことで目に見えて日々の数字が改善されていくことが嬉しい、など、「自分のため」に働いていました。
そんな考えに行き詰まりを見せたのが社会人4年目~5年目。今考えたら当たり前ですが、働くことは成功体験だけではないです。Market Sizeが急激に小さくることが予測された業界にいたことが最も大きいです。さらに、会社での自分の立ち位置が「メンバー」から「リーダー」に変わりつつあることに「違和感」を覚えたのです。もちろん、「自分のためだけに」働くことがだんだん許されなくなっていったのです。
そんなときに、「たかが3年少々の経験で人を束ねることができるのか?もっと自分自身が現場の泥臭い経験をしていないと人はついてこないんじゃないか?」
などと悶々としていたことを覚えています。
今考えたらそれは「逃げ」だったのかもしれないけれど、私なりに考え、「もう一回現場からの経験を積めるところに行きたい」と思い、転職をしたのが今から約2年前。
転職は振り返ると「大成功」でした。現場での経験は十分すぎるくらい出来ました。その意味では考え通りにいきました。そして、詳しくは書けませんが、「人のために働く」「自社のサービスを使ってくださる人を思って働く」ことを意識できた期間だったと思います。少なくとも「自分のためだけに働く」働き方ではなくなっていました。
そんな風に働くことの位置づけが変わっていく中で、「もう少し働いて今度こそ人を束ねる仕事がしたい。人を束ねて、一人では実現できないことをやりたい。もう充分に現場の経験は積めた。」と自覚し始めた矢先に、主人の海外赴任の話が舞い込んできたのです。
- 復職したいのは「働くことに心残りがあるから」
海外赴任に帯同すること自体は迷わず決めました。英語を勉強したいと思ったから。その決断自体に後悔はありません。だけど、私はやはり心残りがあります。前述の通り、人のために、人を束ねて働く経験をしないまま社会からDrop Outするのは心残りなのです。
働くことは私の中では「生き甲斐」に近いのかもしれない。
働くことは私の中では「生き甲斐」に近いのかもしれない。
これから子どもを産むかもしれないし、別の生き甲斐が見つかるかもしれない、心境の変化があるかもしれないからこの気持ちが薄れるかもしれない。だけど、今私がここでこう思うことは忘れたくないので書き留めておきました。
- 専業主婦は思ったより大変。「長い休みが取れないから」
正直に謝ります。「専業主婦ってどうせ暇だろう」と思っていました。だけど、いざ自分がその立場になってみると「意外と大変」なことも分かりました。家事をすることが「仕事」なのです。
そしてその仕事には「長期休暇」がありません。朝ご飯を作って、お掃除して洗濯してスーパーに行って・・・お昼ご飯を作って・・・家計簿付けたり色々していたら本当に「あっという間に」夜ご飯を作る時間です。それが延々と続きます。大きな変化はありません。仕事をしている方がよほど変化に富んで刺激がある。子どもがいたらまた違うカタチでの「刺激」があるのかもしれないですけどね。
主婦の方達が井戸端会議をしている様子を見て、働いていた頃の私は「時間があるっていいねぇ」と思っていました。でも、ああいうことで「息抜き」をしているんだろうなと今なら少し分かります。
これから私はどうなっていくんだろう。分からない。分からないからこそおもしろいしおもしろくしたい。今は結構ゆるりと生活しているけど、2014年になったら新しい事でも始めてみようかな。
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