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2015/10/06

アメリカで携帯の機種変更をした話(docomo USAからAT&Tへキャリア変更)


こんにちは。前回と前々回の記事で、docomo USAサービス終了に伴う移行手続きの話について書きました。
(※参考)
【続報】docomo USA サービス終了後の移行先と各キャリアの全米対応エリア
【続報その2】docomo USA サービス終了後の移行手続きについて

先日、早速docomoから他社(アメリカのキャリア)に移行の手続きをしてきました。
私が移行したのはアメリカのNo.2キャリアといわれているAT&T

今回はその一部始終についてまとめておきます。


AT&Tを選んだ理由

ずばり言うと「安さ」です。

今は日本の携帯電話会社もそうらしいのですが、アメリカの携帯電話会社(主要4社)ってSprint以外はデータ使い放題のプランがないんですね。驚きました。

ただ、docomoから貰う毎月の明細を確認してみると、実はあんまりデータ量使っていないんですよね。docomoを今使っている皆さんも、移行手続きの前に一度データ量を確認してみてください。意外と使ってないはず。

安さで言うとデータ使い放題があるSprintが一番だったのですが(詳しくはSprintのWebsiteをググってください)、電波の繋がりが悪そうだし、評判が良くなさそうなので却下。

残るはT-MobileとAT&TとVerizonの3社になりますが、T-Mobileも田舎に行くと繋がりにくくなるため却下。Verizonは私のデータ使用量だと高くなるので却下。消去法に近い形でAT&Tになりました。


私の場合は月に多くて2 GB程度でした。携帯をGPS(カーナビ)として使うこともあるのですが、遠距離の移動(NJからBostonとか)をした月でも2 GBを超えることが過去1年でなかったのです。


AT&Tのデータプランは、256 MB、2 GB、5 GB・・・(以下略)の刻みですが、一方Verizonは1 GB、3 GB、5GB・・・(以下略)の刻み。2 GBという選択ができるのがAT&Tだったのです。
Verizonで3 GBにしておいてもいいかと思ったのですが、AT&Tの2 GBのプランと月20ドル違うのでこの差はさすがに大きいなと思い。


AT&Tに移行の手続きに行ってきた

近所のAT&T Shopがいつも暇そうなので行ってみると・・・めちゃくちゃ混んでたのです!
iPhone 6s / 6s Plusの発売後1週間くらいだったので、iPhoneを買いに来ていた人が多かった気がします。

日本のキャリアみたいに順番待ちの整理券を貰えるわけではなく、とりあえず近くにいる店員に声をかけ、キャリア移行(switch)とiPhoneを買いたい旨を伝えて順番を確保しました。店員さんはiPadで私の分の順番を確保してました。

カレッジフットボールの中継を見ながら30~40分位待ってようやく案内されました。


ここで一悶着。

店員さんから

「キャリア移行には今の番号とAccount IDが必要なんだけど」といわれたので、

docomoから貰ったメールと共に電話番号とCustomer IDを伝えると、

「この番号本当にAccount IDなの?Customer IDって書いてるけど。しかも番号こんなに短くないし」

ということで(笑)。お陰でその場でdocomoのカスタマーサービスに電話しなきゃならない始末


というのも、docomoのCustomer IDって私の場合たったの5桁だったのです。
他のキャリアのAccount IDはもっと長い桁だそうです。他のキャリアは顧客数はもっと多いからなんだろうな。

色々ありつつ、iPhone 6sの在庫が黒しかないことに若干の残念さを感じつつも30分くらいで機種変更が完了。機種変更をすると同時にdocomoの解約も完了したので楽でした。


当日支払った金額は頭金と手数料で$114、月額料金は端末代合わせて$80くらいになりました。
(iPhone 6s いいですねー!5c からの機種変だったので色々あたらしいことが多くて新鮮)


docomoから他キャリアの機種変で気をつけたいこと

  1. 前述の通り、docomoのAccount ID(Customer ID)の桁数が少ないといわれても、これで手続きをしてもらえるようとにかく押し切る
  2. アメリカの運転免許証」「Social Security Number(番号を伝えるだけでいい)」は持参しましょう
  3. スマホ内のデータは必ずバックアップを取ってから機種変更しましょう
  4. 料金の案内などはこっちが聞かないと詳しい明細を教えてくれない
  5. 支払い方法の説明・選択も手続きの場ではない
  6. 在庫がない商品の入荷を待って売る気はなさそう(敢えて聞かなかったけど)
  7. 移行手続きに行く前に、今自分が毎月どのくらいデータを使っているかの明細を確認するべし(前述の通り)

まずは2の項目の解説から。

アメリカの運転免許って、裏面にバーコードがあって、そこを読み取ると住所とか生年月日とかの必要な情報が一式手に入るらしいですね。これは手続きの簡略化にすごくいいなと思いました。
(免許を持っていない人の手続きはごめんなさい、どうなるか分からないので該当の移行先キャリアに問い合わせてください)

あと、Social Security Numberの番号はすべての番号を店員さんに伝える必要ありです。これとCredit Score的なものが紐づいていて、このCredit Scoreがどれくらいよいかによって携帯端末の支払い金額が変わります。

AT&Tの場合、大きく分けて一括で買い取る方法と、割賦払いがあるのですが、「0 down payment(頭金ゼロ)」はCredit Score的なものが超優良な人(恐らくスコアが800以上)の場合です。

私の場合は、約300ドルの頭金を払わなきゃいけなかったです。

Social Security Numberを持っていない人が契約したい場合、$500 - $1,000程度のデポジットを払わなきゃならないと思います。。プリペイド方式で契約したほうが違約金もかからないしいいかもしれないですね。

※予断ですが、私、「down」という単語の意味が分からなくててんぱりました。。。「down」または「down payment」は「頭金」のことなんですね。知らなかった。。夫がいたのでなんとかなりはしましたが。夫がFinanceの仕事してなかったら夫婦2人ともわかってなかったかも・笑。



次に3の項目について。

2015年10月3日現在、AT&Tでは乗り換えキャンペーンをしていました。

その乗り換えの条件は、乗り換え前のキャリアで使っていた端末を契約時に下取りに出すことで合計$300の割引が適用されるというもの。

正確には端末代の頭金に対して$200の割引と、後日郵送 or e-mailで送られてくる$100のクレジットです。$100のクレジットはAT&Tの利用料の支払いに使えるみたい。

このキャンペーンの適用を受けるには、その場で端末を店員さんに差し出さなきゃならないので、必ずデータのバックアップを取ってから移行手続きに行くほうがいいと思います。

※ちなみに、Verizonにも料金プランについて問い合わせたときに、Verizonでも同様のキャンペーンをやっていると聞きました。


そして、4.5について。


契約時に料金面で不安があったら必ず聞きましょう。

「支払額の内訳を教えて」といわない限り、Totalの金額(当日に支払うものと毎月支払うもの)しか教えてくれなかったです。

しかも、基本的に口頭なので、紙とメモを持って言ったほうがいいかもしれないです。

そして、「支払い方法をどうするか?」とも聞かれません。


ただ、それらの問題は、契約後にAT&TのWebsiteで「My AT&T」のアカウントを作ればすべてオンラインで確認できます。支払い方法もオンラインで選べます。Auto Paymentもできます。

更にご丁寧にtext(SMS)で動画と共に料金プランを説明してくれる案内までもらえました。親切だ。


※「My AT&T」では、日々のデータ使用量(通信量)もオンラインで確認できます。パケット使い放題じゃないので日々チェックしないと怖い。。



以上がdocomoからAT&Tに機種変したときの一部始終のまとめです。


というか、docomo USAもKDDI USAもアメリカから撤退するので、今後アメリカに引っ越してくる日本人の人、特に長期滞在者は携帯の契約がめっちゃ大変ですよね。。
Social Security Numberもないし、Credit Scoreもゼロの状態の人がほとんどでしょうし。
この2つがなくても区別されることなく契約できるところがdocomoとKDDIのいいところの一つだったのに!(早い話が渡米後その足ですぐに契約にいける)

まぁ、プリペイドがあるからまだいいのかもしれないですね。

【2015/10/29追記】
友人から聞いた話だと、2年以上継続して使う場合はプリペイド方式の方が月額料金が抑えられるらしいです。なので、AT&Tで契約を考えている方はプリペイドも視野に入れてみたほうがいいと思います。


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