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2015/07/29

【2015年メキシコシティ旅行記(1)】旅行前に気になっていたMexico Cityの治安・気候など。


ブログを長い間放置していた気がします。。。
なぜ放置していたかというと、旅行+日本からの来客のため。

来客はまだ滞在中ですが、記憶が薄れるのが嫌なのでさっそくメキシコシティの旅行記を書いてみることにします。

今回は旅行記そのものというより、旅行前に気になっていたメキシコシティの治安・気候その他もろもろについて、行ってみてどうだったか・また、どう思ったかを書こうと思っています。(ごめんなさい、今回は長文です)


メキシコシティを旅行した理由・きっかけ


1年以上の念願かなってメキシコシティへ行くことができました。行ってよかった、また行きたいです。

というのも、お友達にメキシコ出身の子が結構いてメキシコに興味を持ったこと、後は本場のメキシコ料理を食べてみたいと思っていたからです。


そもそも何きっかけでメキシコシティに行くことになったのかというと、「主人の出張があったからついていこうと思った」のです。

昨年に主人がメキシコシティに行ったとき、同行していた上司(アメリカ人)から「奥さんを連れてくればいいじゃないか。何で連れてきてないんだ?」と言われたそうで(笑)
一般的なのかは分からないですが、主人いわく、アメリカの人は出張がいい場所だと家族を連れて行くこともよくあるんだそう

そういうやりとりがあったので、昨年から主人の再出張の機会をずっと待っていたのです。
ずっとずーっと「メキシコシティの出張決まった?」などと聞きまくっていたので(笑)

主人の出張についていくので宿泊費はかからず(出張期間中ではない+の1泊は延長でもちろん自腹です)、航空券も私の分だけでいいのでお得でした。

ちなみに、こんなこと書いたら「駐妻ってセレブ」って言われそうな気がしますが。。。仮に私がセレブな駐妻だったらわざわざ出張についていって旅費をケチらないです(苦笑)


まぁこういう前提はほどほどに。。。


メキシコシティの気候について


7月のメキシコは雨季です。
メキシコ人のお友達いわく「The weather is crazy.」と聞いていたんですが、5日間の滞在中ほとんど雨が降りませんでした!降ってもスコールのように一瞬で止みます。ちなみに行ったのは2015年7月11日から15日までです。

でも、事前の調べだと天気予報は全部こんな感じだったんですね。当てにならなさ過ぎる・笑。「雨季だからとりあえず全部雨にしとけばいいんじゃね?」っていうネタ的要素を感じずにはいられません。いや、きっと我々がラッキーだったんでしょう。

メキシコシティの雨季の天気予報
※話は脱線しますが、メキシコに限らずアメリカも天気予報は正確じゃない。日本のほうがよほど正確です。国土の広さが原因なのか国民性なのか。。。よく分からんです。

ちなみに、上の天気予報を見ても推察がつくかと思いますが、気温は日中でも涼しかったです。朝晩は本当に寒い。気温の変化が大きいのが堪えます。

ただ、メキシコシティは海抜から2,000 m位の高地にあります。だから、気温がいくら低いとは言っても日中の日差しはとても強い。あ、ただ湿気は日本よりマシでした。

帽子・サングラスは必須なのはもちろん、私はユニクロのUVカットパーカーを持参して日中でも常に着ていました。


そして、高地だけあって空気が薄い。旅行前に心配だったこととして、「高山病にかかるんじゃないか」ということ。

結果、到着初日はとある建物の階段を1つ上の階まで登るだけで息切れし、また、軽症に済みましたが市内観光中にめまいがしました。

高地にいてめまいがするときは「水分」と「糖分」をとる必要があるそうです。今回の旅に同行してくれた上司の奥さん(アメリカ人・ご両親が現在高地住まい)が教えてくれました。

その教えどおりにカフェに入り、ホットチョコレートをもらい(というか、食前のドリンクでタダで貰えた)飲んでしばらく経つと回復。すごい。人の知恵ってすごい。

なので、メキシコシティに行かれる皆さん、甘いものは必須です。


メキシコシティの治安について


メキシコシティの治安、これが一番心配の種でした。。現地の人の助けを借りたお陰か、何にもものを盗られず、また殺されたり脅されたりぼったくられたりもせずに帰ってこられましたが。

なぜなら、メキシコ人のお友達(複数)からは「電車・バスは絶対乗っちゃだめ」と言われたので。

タクシーもCitio(シティオ)と呼ばれる無線タクシーしか使っちゃだめなんだそうです。
目印はこの赤と黄色の色。

Mexico CityのCitio(無線タクシー)
(この写真の奥では何らかのFlea Marketが行われていましたが、雰囲気結構怖いですよね。。。)

このCitioでさえも要注意というメキシコ人の友達がいて、じゃあどうしたらいいか聞くと「可能な限りホテルか滞在先のレストランなどの人に手配してもらったほうがいい」とのこと。


あと、移動手段(公共交通機関ではないが)としては、Turibusという観光客向けの2階建てのバスなら主要なところはほとんど回れるようです。メキシコ人のお友達にこれを薦められました。
ホテルなどで「Turibusに乗りたい」といえば手配してもらえるところが多いと思います。


「治安が悪い」と言われていますが、事前に準備・心構えをすれば大丈夫だと思います
メキシコ人のお友達にアドバイスをもらったことは以下のとおり。
  • ブランドバッグ(Louis Vuitton, CHANELなど)は絶対に持ち歩かない
  • カメラは鞄の中にしまって移動
  • iPhoneも高級品なので話しながら歩いたり歩きスマホなんでもちろん厳禁
  • 時計やアクセサリーも外す
  • 観光地メインに行くほうがいい(裏通りなどは危険なので絶対に入らないで)
また、アジア人はどう見てもメキシコ人に見えないから盗みのターゲットになりやすいとのこと。

今回私と一緒に旅した上司の奥さんも知り合いに色々聞いて同様の認識を持っていたらしく、今回の旅用にわざわざ最悪盗られても痛手の少ない安いバッグを敢えて買いに行ったそうです。

観光のときは要は「小奇麗な格好をするな」ということです。ちょっと小汚いかな・・・くらいで充分だと思います(?) ジーンズにパーカーにスニーカーで充分でしょう。
※治安のいいエリアの中級~高級レストランに行く際は小奇麗にして行くべしですけどね。


なお、治安の悪いエリアとして絶対に行ってはいけないと教えてもらったのが「Tepito(テピト)」というZocaloから少しにあるエリアです。Google Street Viewで見てみるとリアルにバラック街。。。

この写真はどこで撮ったか忘れましたが、結構治安の悪いエリアが多そうだなぁという印象です。。

あとはZocalo(ソカロ)というメキシコシティの街の中心地(観光の中心地でもある)付近は、人通りが多いので手荷物に充分気をつけながら歩いたほうがいいと思います。(肩掛けバッグを前に持つのが多分理想)

メキシコシティは本当に人が多かったです。Zocalo付近の交差点なんか渋谷のスクランブル交差点を思い出すくらい人が多かった


逆に治安のいいエリアはどこやねんという話ですが、西部のPolanco(ポランコ)あたりは治安がいいみたいです(その隣のZona Rosaも観光地だから比較的よさそう)。


PolancoはBosque de Chapultepec(チャプルテペック公園・メキシコシティ版セントラルパーク)やMuseo National de Antropologia(国立人類学博物館)の北部にあるエリアです。
どうやら、メキシコシティの富裕層・外国人(日本人からの駐在員も含む)が多く住むエリアなんだそうです。

PolancoにあるPresidente Masaryk(プレジデンテ・マサリク)という目抜き通りは、メキシコ版青山通り or 5th Avenue(5番街@NYC)どいう雰囲気。高級ブランドばっかり立ち並んでました。

ただ、夏休みの時期なのでPolancoに住む富裕層がVacationを取っていて街にはいない影響なのか、私たちが行ったときのPresidente Masarykは人が少なかったです。

Presidente Masarykの様子は写真に取り忘れたんですが、Polancoはこんな感じで落ち着いた住宅街で素敵なレストランも多数ありました。


でも、そんなPolancoのおしゃれなレストランのテラスの目の前で。物乞いをしている子供たちを何人も見かけました。

メキシコはアメリカ以上に格差社会だ」とは事前に聞いていたんですが、その事実を突きつけられたような気がしました。

滞在中に知り合ったメキシコ人の話だと、メキシコシティ郊外の治安の悪いエリア(名前忘れた)に住む貧困層の人たちの平均給与は1週間に7ドル(USドル換算)ほどだそうです。

$7の価値はいかほどかというと。。。メキシカンペソで約113ペソ(7/29現在)。例えがわかりづらいかもしれないですが、私は、メキシコシティでミネラルウォーター2リットル分を約20ペソで買いました。つまり、1週間のお給料で11リットルのお水にしかならないわけです。

このときにやっと「iPhoneやカメラを手に持ったまま外を歩くな」といわれた理由が腹落ちしました。Apple製品は基本的にどの国もそんなに値段が変わらなかったはずだし、そりゃあ高級品ですよね。。


話をPolancoに戻すと、ここには外資系企業のオフィスもたくさんあるようで、その影響でホテルもいくつかあります。

私たちは主人の会社のメキシコ支社の場所の兼ね合いで、PolancoにあるHyatt Regencyに泊まりました。もともとは日航ホテルだった場所なので、お部屋のつくりが日本風(by 主人の上司・アメリカ人)。

素敵なホテルなだけあって少しだけお値段は張りましたが、安全には変えられない。。お値段が張るといってもアメリカの普通のビジネスホテルより少し高いくらいだったので。

Hyattの朝食、ビュッフェが日本のホテルのクオリティでした。何がいいたいかというと、美味しいし種類が多かった!生魚も食べられましたし(カルパッチョ系)。メキシコなだけあって?元日航ホテルなだけあって?か分かりませんが。

アメリカのホテルって、例えば結構高めなところに泊まってもあんまり朝食が美味しくないので感動した次第です(日本からメキシコに行くと「まぁこんなもんか(日本と同じ)」って思うかもしれませんけど)


というかですね、メキシコは本当にご飯が美味しい!!アメリカで食べるメキシコ料理も美味しいと思っていたけどそれ以上!てか、全然違う!

アメリカに来てからは食事を写真に収めることなんてなくなっていたのです。だって量が多いだけで大味なんだもん。。。
でも、メキシコ料理は写真に収めたくなるくらい美味しかったです。


美味しすぎて感動したので話が長くなりそう・・・よって、メキシコ料理のお話は次回にしたいと思います。お楽しみに。

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