今回は、プリズンブレイクの個人的な感想をつらつら述べてみたいなと思います。(その中で一部ネタばれを含みますので避けたい方はこちらで離脱されることをお勧めします。)
日本でも流行ったドラマなので見たことがある人が多いと思いますし、今更説明は不要かと思いますが、無実の罪で服役しているお兄さんを助けるために弟が脱獄を試みようと奮闘する物語です。その後もいろいろあるんですが、長くなるので割愛。
1.マイケルさんが大きくなってゆきますね
まぁなんといってもマイケル・スコットフィールド役のウェントワース・ミラーの体格がシーズンを経るごとに大きくなっていくことが一番の気づきです(笑) シーズン1では「おぉ、めっちゃイケメンや!」と思っていたのですが、どんどん太っていきました。ただし、イケメンであることには変わりなかったです。
マイケルさんのシーズン1でFox River(刑務所)を脱獄する際の頭の回転の速さ、計画の緻密さ・大胆さはすごい!面白い!と思って夢中になりました。シーズン4でscylla(英語読みだと「シラ」、日本語だと「スキュラ」でしたっけ?)を奪うときの計画にもぐんと引き込まれました。
2.Linc(リンク・リンカーン)が後半かっこよすぎ!
リンクさん、シーズン1では死刑間近で独房に入れられ、何にもできなかった立場なのですが、シーズン3では立場がマイケルと逆転。パナマでSona(ソナ)という刑務所に入れられたマイケルを助けるために孤軍奮闘するわけなんですが、やり方が肉体派なのでマイケルと対照的でした。脱獄のために停電させるための方法がマイケルと正反対。マイケルは知能的にやるのですが、リンクはバスをハイジャックして電柱に突っ込むとか肉体派すぎる(笑) それでも最終的にはマイケルたちが脱獄することに貢献した(のか?)のでOKではありますが、リンクさんの大胆な作戦は見ていて面白かったです。
3.マホーンさんカッコいい。演技派ですね。
アレクサンダー・マホーンさん。シーズン2で登場しました。Fox Riverを脱獄して逃走するマイケルとリンクなどを追いかけるFBI役だったのですが、色々事情があり。シーズン3では薬物中毒でらりってるし、シーズン4では子どもを殺された復習をすべくマイケルに次ぐ知能派として大活躍でした。マホーンさんがいなかったらscyllaを奪うのは難しかったんじゃないかなぁと思いました。ってか、演技うまいなぁ。。。と惚れ惚れ。
4.個人的にはベリックの変わりように一番驚いた
Fox Riverの看守のNo.2であったべリックさん。シーズン2までは言葉は悪いですが「クソ野郎」だったのです。シーズン1では囚人から賄賂をもらい、シーズン2ではマイケルたちを追いかける傍らマイケルたちが捜し求めた大金を追いかけるためにあれこれあくどいことをする。シーズン3ではSonaでいじめられていましたが、Sonaでの戦い(1 on 1での殺し合い)ではずるをして相手を殺してしまう。シーズン3でのいじめられっぷりには目をふさぎたくなったのですが、シーズン4でめっちゃええ人になっておったのが驚きです。ある意味自己犠牲の精神というか、なぜあの人があんなふうに変わってしまったのか・・・謎です。ストーリー合わせだとしか思えませんが。
個人的にはシーズン2から3まで「お笑いキャラ」だったので好きでした。結構不幸が続いたんですが、それまでが「クソ野郎」だったので笑ってしまうという。
5.Lechero(レチェロ)がMr.Echo(ミスターエコ)とどうしても被って仕方がない
完全に見た目だけの話なんですが・・・。私はプリズンブレイクを見る前に「LOST」を見ていたので「LOST」の遭難者の一人であるミスターエコとレチェロが似ていて、レチェロが出てくるたびに「ミスターエコだ!」と騒いでいたわけです。役柄も結構似ていたので。あ、ただそれだけです。笑。ちなみに、LOSTで思い出しましたが、プリズンブレイクのシーズン4にLOSTにも出演した俳優さんが出ていますね。一人目がLOSTでジェイコブだった俳優さん。scyllaのバイヤー(最初に現れたほう)として出ていました。ジェイコブが好きだったので大興奮(笑) 二人目はLOSTで黒い霧だった俳優さんが、これまたscyllaのバイヤーとして出てました。
LOSTではジェイコブと黒い霧さんが仲違い?意見の食い違い?によっていろんな悲劇が起きたため、プリズンブレイクでもこの2人が出てくることに変な運命めいたものを感じたんですが、結局二人ともすぐ銃殺されるというあっけない感じでしたけど。
6.存在意義を見出せない登場人物が多数?
脚本上・キャスト側の都合かもしれませんけどね。シーズン1の大統領の謎がもう少し知りたかったですわ。そして、シーズン3でジェームス・ウィスラーを救い出したのにすぐ殺されるっておいおい!まだまだあります、ヴェロニカもすぐ殺されたしなんなの?展開速すぎですわ。
7.T-bag(ティーバッグ)は才能を全うな方向に生かせなかったのか・・・
悪の化身?ティーバッグさん。とっさによくそこまで口からでまかせが言えるなぁと毎回思ったのですが、その口八丁をまともな仕事に生かせばこんなに不幸にならなかったんじゃなかろうかと。実際、シーズン4でGATEという会社にトップセールスマンとして入社するわけですが(他人の名前を使って。scyllaを奪うため)、何気にBig Dealを獲得したりしてるし(笑)
まぁ、彼は最後まで「クソ野郎」のままでぶれなかったし、刑務所が一番似合います。笑
8.グレッチェンが個人的にお気に入り
シーズン3から登場したグレッチェン。お顔がかなりクールな女優さんで、私は好きなお顔でした。色々えげつないことをしてはいたんですが、娘を思う普通のお母さんの一面を見たときにファンになりました。あと、シーズン4で死んでしまったかなぁと思ってんですが、ファイナルブレイク(シーズン4の後にあった「スピンオフ?」的な話)で再登場した時は嬉しかったですね。相変わらず最初は怖かったですけど。余談ですが、この女優さん(Jodi Lyn O'Keefe)、ニュージャージー州出身みたいですね。それもあってよりいっそう親近感が沸きました!
9.シーズン1が一番面白いといわれているようだけれど・・・
ネットでググる限り、シーズン1が一番傑作だったという話をよく目にします。でも、個人的にはシーズン4が一番好きです。シーズン4の前半、scyllaを一度奪うまでの展開が面白かった!scyllaを奪うときの作戦で、マイケルがシーズン1で見せた緻密さ、リンクがシーズン3で見せた大胆さ、マホーンさんの活躍(時にマイケルの穴埋め的な役割?)、ベリックさんの自己犠牲、などなどが合わさったことが「ああ、これまでの話はここを意味あるものとして描くためにもしかしてあったのかな?」と思ったのです。途中、シーズン2あたりが一番退屈だったんですけど、離脱しなくてよかった!
10.ていうか、英語が早くて字幕追うのもキツイ!
最後に一言。英語が早い、長い。一人ひとりが長くしゃべる台詞が多い、しかも、専門用語が出てくるとわからん!だから、字幕を追いかけるのも必死。(私はNetflixで英語字幕+英語音声で見ています。)よって、英語の勉強になったかどうかは謎です。英語学習初心者にはお勧めできないです。
が、リスニング力の強化にはなったのかもしれないと感じます。早口の英語にも慣れてきたかも。あくまで主観です。
プリズンブレイクで一番よく聞いて印象に残ったフレーズは「I swear to God. I don't know anything!」です。逮捕されて事情聴取される場面が多かったのでこれだけは謎に覚えました。使えるシチュエーションあるのかなぁ。。
あと、「I don't even know what to say.」と「I have nothing to say.」は同じ意味なんですが「かける言葉が見つからない」です。これは日常生活でも使えそうな気がしました。
とりあえず、とりとめもないですがプリズンブレイクの感想をつづってみました。いやぁ、Netflixってあかん。見始めるといろいろ見たくなって止まりません。
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こんばんは。
返信削除プリズンブレイク、私もかつてどっぷりとはまりました。
でも・・・それを英語音声&字幕でご覧になるとは!すごい!
いつもその向学心に感心させられます。
はまったというわりに、Season3の後半からぐらいから
記憶アヤフヤ、いつか全部見直したいと思っています。
多分・・・いや、確実に日本語字幕で(笑)
Season1のかっこよすぎるマイケル
途中からこわれていくマホーン
T-Bagの救いようのない性根の悪さ
でも、一番印象的なのは・・・
Season1の終わり方!ズルすぎます。
あれでSeason2に手を出さない人はなかなかいないと思われます・・・^^
Aragonさん
削除こちらもコメントありがとうございました!
プリズンブレイク、また是非見てみてください!シーズン4がお勧めですよ♪マホーンさんがかっこいいです。
Season 1の終わり方は確かに衝撃的でしたね。どうなっちゃうんだろうって思って速攻次を見たのを思い出します。
それから、英語で見るのはかなーり辛かったです。。。なんとなく大枠の内容だけはおさえられたけど、細かいところを見落としてるんだろうなぁと思います。。でも、英語の勉強になっていいですよ♪ Netflixだと安いし。おすすめですー!